感染拡大防止の観点から、事業を行うための指針@こどもNPO
こどもNPOは新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために、政府の提唱する密閉・密集・密接の「3密」だけでなく、独自の視点での3つの基準を作成しました。
「広域」「意識」「多世代」の3点です。
その3つの観点持ち、かつ「3密」の課題を対処できる手立てを講じて、事業を行います。
事業実施の際は、可能な限り検温やマスクの着用、手指消毒などの物理的な感染防止策をして行います。
<3つの観点>
・広域
色々な地域から不特定多数の参加がある場合、感染のリスクとそれぞれの地域に感染が拡大します。
このようなリスクがありますので、事業を行うとしても、地域を制限(例:指定の小学校区のみ)するなど配慮をした上で行います。
この「広域」の範囲は、小学校の学区をまたいだ地域と考えています。
・意識
新型コロナウイルス感染症に対する意識のことを言います。
感染しないための手洗いやアルコール消毒、感染拡大予防のためのマスク着用はもちろんのこと、「自分はかからない」「かかっても若いから大したことはない」「自分には関係ない」という意識ではなく、「自分が他人に移すかも知れない」という意識を持っていることが大切です。
参加者やスタッフが1人でも無意識でいると、感染拡大は抑えられません。
感染症に関する無理解、無関心、無意識をなくすため、事業開始時に参加者・スタッフへの周知を徹底していきます。
それができない場合は、事業を中止することもあります。
・多世代
世代が異なることで、それぞれの中心となっている行動範囲や生活圏も変わります。
集団感染が起こった場合には、より多くの人に感染が拡大する恐れがありますので、多世代(特に高齢者)と交流する事業は行いません。
多世代の区分は、乳幼児親子、小学生、中高生、大学生等のユース世代、一般(30~50代)、高齢者と分けて考えています。